油壺マリンパークにカワウソを見に行ってきた


カワウソの赤ちゃんの公開が始まったとのことで、動物赤子ハンターとしては行かざるを得ないため、再訪。前回訪問時の日記はこちら

いつも閑散としており、非常に心配な油壺であるが、今回も土曜昼だというのにあまり客さんはいなかった。カワウソの赤ちゃんに件で、先週からTVニュースでもちょくちょく宣伝されていたと思うのだが・・。

それはさておき、早速、カワウソの赤ちゃん・・ではなく、前回訪問時、激アツであったアグレッシブな内容のアシカ・イルカショーから。
震災以降、ヤバいマークのついた爆弾はさすがにマズいと考えたのか、少しヤンワリした内容に変わっていた。

それでも「古い物を棄て、新しい物ばかりを作り続ける」文化をもった宇宙人が地球に産廃を棄てに来た(本当はちょっと違うがナマニクスコープにはそう写った)という、やや黒めな話である。
いきなりグレイフェイスのトレーナーがイルカを自在に操るオープニングやいつもの着ぐるみペンギンが「僕たち宇宙人はDNA的には人間と同じなんだよ!」などとまったく説得力の無い台詞等、ずーっとニヤニヤが止まらない、非常に楽しいショーであった。

肝心のショー本体は他の水族館に比べると、水しぶきが客席にかかようなダイナミックなイベントはないのだが、質実剛健なショーで安心して楽しめる。選曲も流行の曲は取り入れず、シーンにマッチした楽曲を流すため古くさくならない。また写真の通り、非常に動物たちに近い場所から観ることができるのも良い。

で、カワウソの赤ちゃん。他の展示施設とは違ってカワウソだけ非常に混み合っていた。それでも、十分ゆっくりみれる程度の混み具合である。水槽が非常に汚れていて、イマイチハッキリ見ることができなかったのが残念。

愛嬌のある口元は、なかなか卑怯な可愛らしさ。


500円で餌やりもできたので、満足。油壺は年々入場者数が低下傾向にあるらしい。地味だけど、すごく良い水族館なのでみんな行けばいいのに・・。

アシカやペンギンは、野外展示のガラス無しで、触れるくらい近くで観られるし、すごく良いんだけどなぁ。