中身がない映画について

今週ちょっと話題になった、中身がない件について。
僕は、映画なんてものは中身なんて個人が受ける印象だと思うので、「こういうわけで、僕はこの映画が中身がないと思ったのだ!」というレビューや感想はOKだと思う。「あ、そういう受け取り取り方もあるよね」っと。そもそも映画なんぞエンターテイメントなんだから、それが切株だろうがスタイリッシュなCMの寄せ集めだろうが、当人が楽しめればいいじゃねぇかと。ただし、何の理由も書かずに「いやぁ、中身が無いね。そうだよね」とか「中学生が喜ぶレベル」言っちゃうはいかんなぁっと思うのデス。今日、「スローター・ゲーム」を観たけど、81年の当時にしてみれば、豪快なアクションと残酷描写だけの中身スッカラカンの映画に見えたかもしれないが、マッドマックスあたりに代表される"オーストラリア無茶映画"の一部としてみると、ちょっと見え方が変わってくる。単品で評価されるものを後から時代背景をみて評価を変えるのも、ちょっとアレかもしれないが、映画なんてそんなもんじゃないかなっと。