2013/01/28〜2013/02/03までの鑑賞記録

今週もバタバタしてて、ロクに見られなかった
ライフ・オブ・パイ

これね、長いんですよ。動物・魚介各種可愛いんですけど、長い。流れとしてはこの間延び感が良いって人もいるんだろうなあ。後半フラッシュバック入れたら「こっち側」の映画になるし、トラウマ製造映画にもなって良さそうなのだが、もちろんアン・リーはそんなことする人ではなかった。

I Didn't Come Here To Die

ほんと、こういうのがVODでガンガン配信されれば良いのになぁ。典型的なスラッシャー映画風ですが・・・殺人鬼?でてきません。怪物?でてきませんよ。キャンプ整備員ご一行が次々に「自爆」していく、異様な映画。口げんかして勢いよく振り向けば目に小枝。二日酔いでチェーンソーを振り回せば手が滑って顔面ザクザク。終いには鬱で首つりである。まさに「俺は死にに来たんじゃねぇえ!!」っという作品。

American Mary

美人な外科医志望のネーチャン。学費に困って、モグリで人体改造マニア専門の整形外科医をやってみたらノリノリになっちゃいました!という映画。結構評判いいんで期待してたんですけど、それほどでもなかった。確かに狂ってる。狂ってるんですけど、BMEなんかをみて、Body Modificationのガチの人たちをみなれているとまだまだアマい。あいつらもっと狂ってる。自身も出演している監督のJen Soska, Sylvia Soskaの姉妹は、非常にクレイジーだけれども、前作「Dead Hooker in a Trunk」もそうだが、まだまだ吹っ切れてないような気がする。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE−03 人喰い河童伝説
このシリーズはとても気に入っている。なんと言っても、無茶ぶり暴走無責任ディレクター工藤のキャラクターが素晴らしいのだ。1作目の「口裂け女」では「ちょっとお前、口裂け女捕まえてこい」と無茶な指令をアシスタントに出し、2作目では霊障バキバキの現場で呪いの髪の毛をお守り代わりに素人を殴る蹴る、本作ではカッパにカウンターパンチ食らわせるという男前なところも見せるが、形勢不利と解ると、仲間を差し置いてとっとと逃げ出すなど人でなしなのである。彼のぶっ飛んだ行動を楽しめるかどうかで評価が分かれるが、「呪いのビデオ」系のなかでは秀逸な作品オススメ。