レイチェルドレスのチャンネー


今週は誕生日やらなんやらだった。当日は、肉なんぞを鱈腹食ったが、いい加減、誕生日を祝う歳でもないなぁ、っと思うことしかりである。

12月21日生まれ。直近にクリスマスもあるおかげで、子供の頃のプレゼントを一緒くたにされて悲しい思いをした覚えはない。
なぜなら、僕には姉がおり、姉が4月生まれ。姉が誕生日とクリスマスで別のプレゼントを貰っているのに、僕だけが一品で済む訳も無し。もともとブルジョワな家だったこともあるが、誕生日とクリスマスを合わせて、非常に「お高い」一品を頂いたりした幸せな思い出しかないのである。ぐへへ。

そんな太っ腹な思い出に埋め尽くされているため、忙しない師走の雰囲気も僕にとっては福音でしかなく、無意味にワクワクする時分なのである。

それはさておき、嫁が鞄を買ってくれるというので、気に入りの鞄屋がある渋谷に出た際、
ラケルというオムレツ・オムライス屋に行ったのだが、ここはちょっと凄い。

リンク先を見ていただけると判るとおり、レイチェルドレスを着たチャンネーが給仕してくれるお店。
っても、別に例の軽風俗的なものではなく、普通に質実剛健実直な接客で、なかなか美味しいワンプレート料理を食わせてくれる。(ちょっとヨード卵光アピールがうざい)

しかし、ラケル渋谷店には、このドレスを着て、やや黒縁メガネを下げ気味に三つ編み片方しばりで更にはマニア向けの萌え萌えボイスのチャンネーがいるのだ。これね、嫁さんの勧めで(オムライスが良いらしという)店に入ったとき

「あれ??また、軽風俗にチャレンジするつもりなの?嫁?」

っと、思ってしまった勢いだ。
そんなわけで、一瞬、「やばいなー、また”萌え萌えキュンキュン”とか言って、おいしさ注入しないといかんのかなぁ」っと、不安になったが、そんな個とする必要も無いくらい、普通に美味しい店でした。フーターズみたいなお店も良いけど、こういう店の変な楽しみ方もオツなもんです。

他、外国人家族が揃って「和風チキンソテー」を注文していたのが気になった。だったらお前ら、斜向かいのステーキ屋行けよ・・。