ブレない変態 「X-MEN ファースト・ジェネレーション」


僕はアメコミには疎くて、いろいろな作品が映画化されている一連のマーベルコミック作品にはさほど思い入れがない。そんなわけで、当然、X-MENにも全く思い入れがなく、記憶にあるのはセガサターンでこのコミックが元ネタの格闘ゲームやったなあ・・くらい。(目からビーム出す奴を好んで使っていたと思う。しかし、名前すら覚えてないというザマ。)だから、”まとも”なレビューは他の方々に譲って、タラタラとメモ。


↑やぁ、学生時代を思い出すなぁ。


本作の何を観に行ったかというと、ケビン・ベーコンがまた変態演技しかないのである。

↑思えば遠くへきたもんだ。
相変わらず、彼のキ印演技はブレがなく、真っ当なキ印演技で大満足であった。
もう一つ気に入ったのが、モイラ役のローズ・バーン。(僕の中では「28週後…」で軍科学者の印象強し)
劇中彼女は「使える武器は使わなきゃ!」と、服を脱ぎ捨て下着姿で高級クラブに潜り込むんですけど、その下着姿があまりに貧相で「なんだその貧相な武器は!」と思いつつピコーンっと来ました。はい。いいですねー。このためにDVD買ってもいいですよ。あー、そうだ。この映画とは関係ないけど、レイヴン役のジェニファー・ローレンスが出ている「Winter's Bone」は面白いので必見です!

↑レイヴンの中の人、結構上手なんですよ。


十分楽しい映画なのだが、マカヴォイが車椅子になる原因となるシーンが、なんだかコントみたいであることと、将来そうなるであろう禿頭への言及がやっつけすぎなのだが残念だ。さらに中盤のモンタージュ以降の音楽がダサい。ダサ過ぎる。

それはそうと、チョイ役でレイ・ワイズで出てくるんだけど、一人だけテカり具合が違うのが笑えた。なぜ、レイ・ワイズを使おうと思ったんだろうねぇ。



↑彼はいつもテカりまくりである。

その一方で同じチョイ役のマイケル・アイアンサイドはしっくりくる使い方であった。(クレジット上もM.アイアンサイドらしい)