2013/01/14〜2013/01/20までの鑑賞記録

今週は劇場と国内盤DVDを消化。
ホビット 思いがけない冒険

僕はフロドのへっぽこっぷりが好きじゃない。その点、ビルボはいかにもホビットらしいお人好しで好きさ。LotRの殺伐感がすっかりとれて、オッサンの冒険紀行になっていて非常に気に入りました。見た人の多くが言及しているとおり、原作の2/3はすでに消化してしまっているので、残りの2部作はLotRの追補版エピソードをガンガン入れてくるんだろう。どうでもいいけどサブタイの「おもいがけない冒険」ってほぼ直訳だけど、なんだか語感わるいよね。

テッド

字幕は町山さんがやっていて、ちょっとオッサンギャグが濃そうな予感がしたので回避。そんなわけで吹替での鑑賞。有吉は頑張っていたと思う。内容については基本シモネタなので、嫌いな人は嫌いなんだろうなと。完全にオッサン向きなので、もっと徹底して小汚くやってほしかった。あとフラッシュ・ゴードン推しについて喜んでる人は、ピラニア・リターンズに文句言えないよね?ね?

Killer Joe

あえてこのタイトルで。これね、Bugもそうだけどこういう小さい枠でドタバタさせるの巧いよね、フリードキンって。劇場でやれば良いのになあ。マシュー・マコノヒー繋がりでリンカーン弁護士ついでに上映してしまえば良かったのに。

ボディ・ハント

「House at the End of the Street」っていうタイトルからして、いやな印象があったので輸入盤にも手を出さず、スルーしていたんだけどやっぱりダメ。展開を目まぐるしくして退屈しないように努力はしているのだが、はっきり言ってオチが凡庸で、勘が良いとすぐに真相に気がついてしまい、深く考えずにドツボっていく登場人物全員がバカ揃いにしか見えなくなる。あと、青春エピソードや町の保安官エピソードがまったく投げっぱなしなのもダメ。

Panic Button

SNSゲームでNY旅行が当たったイギリスの姉ちゃん兄ちゃん4人。でも、やっぱり旅行は罠。というわけで、飛行機内で酷いゲームをやらされるお話。残酷描写はほとんど無いが、両腕切り落とし、火だるま等それなりに。海外レビューでは、本題に入るまでが長くダルいと言われているが、前半は4人の性癖やら何やらをクイズ形式のゲームで次々と暴露され気まずい感じになるのはかなり俺好み。「おまえずっとBukkake見てたろ?」とか言われちゃって大変すわー。

グラバーズ

イジメを苦にして自殺したデブが亡霊となってクラスメートをゴアゴアな血祭りに上げる、未公開作品「Tormented」を撮ったジョン・ライトの新作。宇宙からやってきた吸血イカ(?)vs田舎っぺ島民。弱点はアルコールであるため、主要人物全員が泥酔状態でおもしろおかしく死闘を繰り広げる。この機会に「Tormented」も国内盤出せば良いのに。