ナマニクの(嫌な)ホラー映画ベスト10

毎度おなじみ、ワッシュさんの年末企画に乗っかってみました。

男の魂に火をつけろ!ホラー映画ベストテン

ホラー映画って、怖いよね。僕なんか恐がりなので大抵の映画はこわいんですね、で、あとこれ自慢なんですけど、本数見過ぎてて、10本なんて少なすぎてとても選べないですわ。
というわけで、ベタでかつ面白さをスポイルしてでも怖さや”嫌”さ加減に重きを置いたような映画を列挙してみました。


1.サスペリア
月一ペースで未だに観てるけど、未だに怖いんだよねぇ、これ。
「げひゃひゃ!扉の影に地獄だよ!おまえはこれから死に合うんだ!ゲヒヒヒヒヒ!」
このシーンに勝てる映画は無いと思う。

2.東海道四谷怪談
コメントもしたくないし、観たくない。ホントに嫌い。


3.悪魔の沼
先日、酒飲んでたら"「いけにえ」より「沼」の方が狂気が濃い"っという話になったので、改めてみてみたら、ジャドのその狂いっぷりが半端なかった。奇跡が重なってああなってしまった「いけにえ」より、狙って作って空振りしまくってる感がすばらしい。


4.地獄のモーテル
こちらも「訳がわからない」っという部分で突出している。僕はホラー映画といえども、人物の行動に意味があると思いたいのだが、この映画に出てくる人たちの行動が僕には理解できないよ・・。コメディだよって言われればそうなんだけど、こんなのってないよ。


5.遊星からの物体X
ボディ・スナッチャーとかスペース・インベーターとかいろいろありますけど、擬態や同化、洗脳してくる宇宙人って、すごく怖いですよ。観る年齢にもよるんですけど、小学校の時に観るのが一番効きますね。特に遊星からの物体Xは、とんでもない苦痛を味わいそうな同化過程を妄想して、数日間おびえてました。


6.湯殿山麓呪い村
関係者全員死亡っていう映画はたくさんありますけど、この映画は「おまえら、マジ呪われてんな!っていうか、おまえら人として最低だな!」っというね連中が片っ端から自滅していく様は、人生のドンズマリ感を感じで鬱になる。洞窟のなかでネコマンマを口に突っ込まれ、カッペ親父集団に輪姦される母娘とか、勘弁してください。


7.ラビッド
病気が蔓延して、街が次第に壊れていく様ってのはやっぱり怖い。ゾンビみたいな大規模な秩序崩壊よりも、規模が小さい方が身近で怖いと思うんですよ。あと、ことあるごとに言っていますが、僕は「ラビッド」北米版のポスターがトラウマです。全然関係ありませんが、アッシャー家の惨劇のポスターもトラウマです。白目怖いよ。

8.ビヨンド
サンゲリアはともかく、これと「地獄の門」と「墓地裏の家」は、フルチの傑作であるとともに、「とりあえず気持ち悪ければそれでいいんだろが!」っというサービス精神のみで突っ走り、ひとっつも意味がわからない。偶然の産物なんだろうが、とにかく禍々しい何かが世界を覆い尽くそうとしている感ってのは、よくできてると思う。

9.ファンハウス・惨劇の館
ティーンスラッシャーって沢山あるんですけど、嫌な映画っていうとこれ。奇形、キチガイ見世物小屋、お化け屋敷。いやなもんばっかり詰め合わせたら、そりゃ嫌なもん観られるでしょう。

10.エクソシスト
はいはい↓


あらら。。フーパーの映画って好きじゃないのに、嫌なもん列挙していくとフーパーが2つも入ってしまった。
外国のオカルト映画って面白いんだけど、怖くないんだよね。僕はキリスト教に冒されていないので、エクソシストとかなんだかパッとしない。あとスプラッターやトーチャーポルノもカテゴリ的にはアクション映画みたいなもんで、首や腕やチンコがポンポン飛んで血がドバドバ出ても、やっぱり面白いだけで怖くはない。(なんか最初と言っていることが違いますけど)
僕は、別に血なんか出なくてよくて、どんだけ嫌なもんを見せて、怖がらせたあげく嫌な気分にして客を帰すか?っていうところに重きを置いてこそホラー映画なんじゃないかな?って思います。